救命! 3/9 かつしかふれあいRUNフェスタ

   かつしかふれあいRUNフェスタでパトランメンバーが救護ランナー、沿道サポート、ごみ拾いを行いました。その中で、実際に倒れた方の救命を行う事案がありました。

   概要は次のとおりです。

11:20頃

1.メンバーのHさん(栃木県)に対して、「倒れている人がいる」との声掛けが沿道の方からありました。

2.ゴール出前300M付近に駆けつけたところ、既に沿道の応援者が要救護者に声かけ等実施中でした。(要救護者には死線期呼吸が見られ、危険な状態と判断)

3.同時刻にSさん(松戸市)、Uさん(葛飾商業高校生徒)も到着、Sさんは胸骨圧迫を開始、UさんはAED確保に向かう。

11:24

4.Hさんが119通報し、救急車を要請

消防本部から映像を送る様指示有り。ショートメッセージでアドレスが送られて来る。

⇒電話は切らずに、指定アドレスにアクセスし映像を送る。

映像を見た消防署員から『胸骨圧迫をもっと深く行え、位置はもっと中央に』等の指示を受け、胸骨圧迫中のSさん等に伝える。

(胸骨圧迫は近くにいた人と交代で実施)

また、大会関係者や救護ランナーの方がブルーシートによる目隠しも実施した。

5.大会本部に居た消防隊の方が到着し、Sさん等と救護活動を交替した。

11:31

6.現地に向かう救急車から着信有り。現地の状況・患者の様子・AEDの作動状況を伝える。

*AEDは5回の解析を実施。最初の1回のみ電気ショック必要との判定していました。

11:34頃

7.救急車到着

(後記)

人のために役立つことができ、パトランメンバー全員が誇りを感じました。また、胸骨圧迫の仕方、AEDの置き場所の把握や目印の重要性なども勉強にもなった1日でした。

来年も大会にボランティア参加しますので、皆さまよろしくお願いいたします

パトラン東京

その走りは「ため」になる まちの「ため」、誰かの「ため」、自分自身の「ため」などパトランへ参加する理由は人それぞれ。 社会や地域のためと重いハードルを課すことなく、誰でも気軽に取り組めるのがパトランの魅力のひとつです。 自分なりの目的を持ち、楽しく参加することが結果的に社会のためにつながると考えています。

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